発達障害のある子どもの心の発達と、共に学べる教育のあり方を、3つのテーマから探究しています。各テーマには代表的な研究をあわせて掲載しています。
特別な支援を必要とする子どもを含め、すべての子どもが「わかる・できる」授業をどう設計するか。授業のユニバーサルデザイン(UD)の効果とその整備条件を実証的に検証し、UDがインクルーシブ教育システムの中で果たす役割を理論・実践の両面から検討しています。学級コンサルテーションやオンライン授業のガイドライン化にも取り組んでいます。
自閉スペクトラム症のある子どもは、自分や他者の心をどのように理解しているのか。自己像の認知や情動の読み取り、表情の模倣や視線の動きといった「ソーシャルブレイン」の働きに着目し、発達のプロセスを実証的に明らかにします。あわせて、発達障害児の自尊心を測る多面的自尊心尺度の開発など、臨床に活きるアセスメントの研究も進めています。
ダウン症のある子どもの心の理論の発達や、運動・動作の特徴に着目しています。臨床動作法の観点から歩行動作を定量的に分析するなど、身体と心の両面からアプローチし、一人ひとりの発達に寄り添う支援の方法を検討しています。
最新の業績一覧は researchmap で公開しています。発表年・種別ごとに一覧でご覧いただけます。